自信をつける方法

書籍 一生折れない自信のつくり方 実践編

 この本は、ブリタニカのトップセールスマンが書いた自信をつけるための様々な方法を書いたものだ。
 中でも、気になった箇所は、自信を持つことができる人間は親からきちんと愛された経験のある人だけだと主張している。私も最近そう思うようになってきた。人生で最初の重要な人間である親から認められることによって、子供は自信を持ち始める。自信とは自分を愛することだから、親から愛されていない人は、自分自身すら愛する方法が分からないのだと思う。といっても、親に愛されていない人でも、自信をつけていくことを目指せば、自信を持てるようになるとも著者は言っている。
 著者は自信を持つためには、遠回りだが、人に何かをしてあげるのも一つの方法だと主張している。この点については私は耳が痛く、なかなか実行ができていない。他にも沢山の自信をつける方法が本書には書かれている。
 自信をつけるのは、登山家が山に登るのと同じ事で、初心者がいきなりエベレストに登れるわけがない。本書では、自身をつけるのも、小さな自信を少しずつつけていくことを勧めている。自信をつけることにより、人生に対する態度が変わり、それにより成功を得ることができるのだ。