ハンググライダーは空のサーフィンゲームだ

ハンググライダーでリッジソアリングをしていると、まるで空の上で上昇気流という波乗りサーフィンをしているかのようだ。

山の峰の前の上昇気流のある場所を右に行ったり、左に行ったりして、横に滑るのが、リッジソアリングだ。実はサーフィンをしたことはないが、感覚は波乗りと同じではないかと思う。

うまく上昇気流のある場所で滑れば、少しずつ上昇し、高度が上がっていく。ハンググライダーにはバリオメーターという高度昇降計がついていて、アナログで毎秒0.2mの精度で上昇や下降を知ることができる。

バリオメーターは毎秒0.2m位でピッピッとなり、上昇率が上がるとピピピピと音で知らせてくれる。ある一定以上、下降率が高くなるとビーーと不快な音で知らせてくれる。これはまるでマリオブラザーズでポイントをゲットしているようなものだ。高度がスコアになっている。

スカイスポーツでは高度が高くなればなるほど、いろいろなことができ、有利になる。バリオメーターの音を聞きながら、高度を獲得していくのは、まさにゲームのようだ。