飛行滞空時間を一覧にしてみた

ビジネスやスポーツだけでなく、一般生活でも測ることは重要だ。

ハンググライダーやパラグライダーは必ずのフライトログという日誌を付ける。日誌には飛行時間も記入するので、飛行時間の一覧を作ることが出来る。

私の飛行時間は以下の通りだ。

飛び抜けて高いのは、たまたま上昇気流に乗って上昇したので、例外的なところだ。


フライト時間だけを見ているとあまり傾向が見られないが、前後2つの飛行時間を含めた平均飛行時間を計算すると傾向が見えてくる。

テイクオフからほぼ同じコースで真っ直ぐ降りてくるので、だいたい同じ飛行時間になるはずだ。ここから分かるのは、何か事故がある時は飛行時間が減ってきているということだ。もちろん、条件は毎日、風の状況は変わるし、季節によっても変わるが、ある種の傾向が見えてくると思う。


飛行滞空時間が減ってくると、私は何らかのヘマをしている。無線チェックのし忘れや、スタ沈(離陸直後に山に墜落すること)をしている。スタ沈前は、ハングハーネス切り替えのための、見極めや初ハングハーネス等環境が変わって緊張状態が続いていたのが原因かも知れない。ただし、着陸時クラッシュはあまり、飛行時間と関係ないようで、クラッシュ後も順調に飛行時間を延ばしている。


何らかの形で身体の疲労心理的な不具合が現れているのだろう。実際は、気象状況の大きな揺れがあって、気象条件が悪くなる時と心身の条件が悪い時が重なった時に事故が起こりやすくなっているのだと思う。


まだ、右端の今の飛行時間は低いままので、これからも注意が必要だ。確かに、飛行時間だけでは体調の具合を決めるのは、難しいかもしれないが、何らかの指標にはなっている。測ることで何らかの傾向がつかめ、自分の心身の調子を客観視できるのだ。