#29,30,31 風の圧力を感じて滑空する

今日は南東の風で、私のようなフローターハーネスのピヨピヨちゃんにはよい風だった。おかげで三本も飛べた。

最近は、先日のクラッシュの恐怖感からどうもハンググライダーに面白みを感じなくなってきたところなので、何とかこの閉塞感を打開したいと思っていた。

ランディング時のルート取りが悪く、いつも注意をされていたので、何とかルートを把握したいと思い、社長にルートの地図を見せてもらった。家に帰ってからもグーグルアースでランディングゾーンを確認してどのコースを辿ればよいかも脳裏に焼き付けた。

まっすぐ飛ぶことを指示され、機体の方向(yaw)が風で曲げられると微修正を行って、いつもまっすぐに努めた。しかし、これでは面白くないので、滑空するときにバーに感じる風の圧力を意識して感じるようにすることにした。そのように意識するとまるでスキー板を履いてる時に斜面から圧力を感じるようになった。機体をまっすぐにするだけではなく、圧力を感じて常に同じ圧力にするようにした。やったことはないが、サーフィンも同じ感じで操作するのだろうか。

そのように圧力を感じながら滑空すると面白くなってきた。着陸時の180度や90度の旋回の時も、機体の曲がるときの圧力(これはGかも)を感じて向かうべき方向にどのようにバーを戻せばよいか分かってきた。

その結果、コース取りもきれいに出来るようになり、自分が機体を動かしている感覚を得ることができた。無線誘導してくれたインストラクターにもOKと言われ、嬉しかった。