広報活動:会社が広告したいことと、人が見たいことは異なる

広報という仕事をしていますと、組織が発信したいこと、ユーザーが受け取りたいことのギャップが大きいことに常に気づかされます。組織の内部にどっぷりとつかっている上層部の人々(?)は、外のユーザーが何を求めているのかについて理解しようとすることを止めているように思われます。常に自分の組織を売り込むことを考えているのですが、ユーザーにとってそれが押し売り以外の何者でもないことに気づかないのです。これからの時代は、大企業や官公庁が、上からものを言ったからといって、大衆が黙って言うことを聞くということはことはないのです。内容がダサければ、無視されて、いずれ経営が成り立たなくなることは必至です。早く、重要なポストにある人たちがユーザーの求めるものに真剣に耳を傾ける時代が来ることを願ってやみません。