講習15日目:朝から霧で逆転層

 11/28の朝、山頂から見下ろすと霧がかかっていた。ハンググライダーの場所に着くとインストラクターから今日は午前中少ししかできないよと言われた。地面に冷たい空気が降りていて、その空気が上空に上がるわずかの時間しか飛ぶことができないと事だった。これが、逆転層のことだった。冷たい空気が暖められると上空に上がるが、その後上空の風に影響を受け、風向きが変わるので、飛べなくなってしまうらしい。案の定、午前中は南東の風が少し吹いて飛べることができた。しかし、午後あたりから風向きが変わって、フォロー気味になってしまった。その結果、無風か、微フォローを待って飛ぶことになってしまった。フォローなので、テイクオフ時に走りこまなくてはならず、しかもあまり高く飛べないので、難しかった。